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FOOMA JAPAN 2018 国際食品工業展
2018年6月12日~15日までの4日間、一般社団法人 日本食品機械工業会が主催する「FOOMA JAPAN 2018 国際食品工業展」に出展いたしました。
FOOMA JAPAN 2018 国際食品工業展は、食品機械・装置および関連機器に関する技術と情報の交流を通し、食品産業の発展に寄与することを目的とした「食」の総合展示会です。
当社をはじめ、食に関する事業を行うすべての人々にとって、最も大規模で価値あるイベントと言っても過言ではないでしょう。
出展するためには、出展製品・サービス、出展規模、過去の実績、実演の有無などに関する厳しい審査を通過しなければならず、主催者である日本食品機械工業会がこのイベントにかける意気込みの高さを感じます。
当社はここ数年、毎年参加をさせて頂けており、それだけ社会の「生ごみ処理」に対する関心やニーズが高まっている証拠と言えるのではないでしょうか。
食品製造・加工に関する出展が割合としては比較的多く、そういった中で生ごみ処理をメイン事業とする当社は、イベント内でもかなり異質な存在として注目されていたようです。連日500名近くの方が当ブースを訪れ、熱心に「生ごみ処理機シンクピア」の性能を確認されていました。
東京ビッグサイトで出展する際には恒例になっている、イベント会場内にあるレストランから出た生ごみの実演処理も、引き続き実施させて頂きました。またイベント柄、食品製造の出展社が多いということもあり、野菜などの食材はスライサー製造企業から提供して頂けるなど、出展社同士の交流にも一役買っています。
「最近はシンクピアの噂を聞いて、当社を目的に来場して頂けるお客様も増えたんです。」
そう語るのは、当社取締役 東日本統括部長の黒岩義彦。
「シンクピアが生まれる前、生ごみ処理の業界は有象無象の様相を呈し、安かろう悪かろうの状態が慢性化してしまっていました。
機器の性能はもちろん、我々のような営業に対する信用も地に落ちた状態から、一歩ずつ地道な努力を重ねてきた結果が、今やっと実ったように感じます。」
「これまで当社は『運ばず・燃やさず・その場で処理』をキャッチコピーとしてPRを進めていましたが、これからは『入口から出口まで』を新たなテーマとして、事業展開をしていく予定です。」
生ごみ処理機として確かな性能を誇るシンクピアですが、そもそも生分解することができない食材や廃水処理設備の調整など、ごみ問題のすべてを解決できるわけではありません。
だからこそ、産業廃棄物処理業者などとも協力しながら、すべてのごみ問題を当社がワンストップで解決できる体制を築いていきたいと考えています。
「最初は飛び込み営業もたくさんして、お試しでも良いのでシンクピアの性能を見て欲しい、と頭を下げることも多くありました。しかし最近では、お客様ご自身が新たなお客様を紹介してくれるような好循環を生むことができています。そうした期待に応えるためにも、まだまだチャレンジし続けなければいけませんね。」
質の高い製品を作り続けることはもちろんですが、新たな試みにも積極的に取り組んでいくことで、より多くのお客様のニーズに応えられるよう、当社のチャレンジは続きます。